起山窯陶芸倶楽部は、令和元年に亡くなった起山窯陶芸教室の主宰者宮井起山先生の弟子たちが相互に教えあいながら倶楽部形式で活動している窯場です。

ろくろは、全て200ボルトのプロ仕様のもので小物から大物まで力不足なく轢くことができます。

窯は、二十年近く前に築いた灯油窯(東隆窯)をメインに電気窯や楽窯があり、酸化、還元、中性など、時に応じて焼成方法を変え、年に4回程焼いています。

土は、赤土、中土、荒土、白土、耐火土、半磁器土、磁器土、さらには備前土や伊賀鍋用土、炻器土など用途や作品によって使い分けています。

釉薬は、すべて師匠や弟子が作ったオリジナルで作った天目から青磁、織部、伊羅保など30数種類にもなり、

最近では鉄赤釉やトルコ青釉など新しい釉薬づくりにも挑戦しています。

入会希望 随時受付中

作陶は、毎週日曜午後一時から五時、師匠はいませんがろくろや手びねり、絵付けなど会員一人ひとりがそれぞれの好みに応じた作品づくりを楽しんでいます。会費は月二回参加で三千五百円、毎週参加で七千円、その他作品に応じた焼成代を別途頂いております。また関東近県の窯場の見学会にも行きます。興味がある方はぜひ倶楽部開催日に見学にお出でください。

そしてあなただけの一品を私たちと一緒に作りましょう。


◆宮井 起山(みやい きざん)略歴◆

本名=宮井 隆

昭和18年(1943年)10月東金市生まれ

令和元年(2019年)10月没

千葉工業高校卒/京都工芸繊維大学卒

京都府宇治市炭山京焼村 松岳陶房にて作陶修行をする

元 三菱電機 技師

起山窯陶芸倶楽部

〒283-0823 千葉県東金市山田1155-2

代表者/積田 正弘